編集者: ノボトニー・ジェローム, OMI 2018年07月20日

社会のニュース

親子で青空を(中) 五感を刺激 “生”が輝く
生まれつき、重い障害のある子どもたち。長くは生きられない子もいる。それでも、子どもたちにはそれぞれの人生がある。「限られた時間なら、その時間を最大限使っていろんな体験をしてもらい、可能性を引き出してあげたい。医療的なケアやリハビリで命をつなぐことだけが“生きること”ではないと思うから」

親子で青空を(上) 介護で疲弊 家族支える
「病院は治療が済めば退院しなければならず、その後の生活を病院が支援することはできない。これでは家族は疲弊するだけ。重症児と家族を支える施設が必要だ」と上野さん。名古屋市の社会福祉法人の支援を取り付け、施設開設にこぎ着けた。両施設には約十人のスタッフが常駐。ゼロ歳から十八歳までの重症児が通い、各施設が日に最大七人ずつ受け入れている。

<わが家のケア手帳> 昔を思い出す
だが、介護に追われる家族の多くは「さっき言ったばかりなのに、なぜ分からないのか」などと、つい先ほどのことを覚えていないことばかりに焦点を当ててしまいがちだ。それが介護ストレスの大きな要因になっている。意識して長期記憶に目を向けると、状況が変わってくる可能性がある。思い出の品に限らず、例えば懐かしい場所に一緒に行ったり、昔話を聞いたりしても、同様の効果が得られると思う。

[渡辺真理さん]介護のプロが強い味方
振り返れば手探りで始まったわが家の介護生活。介護される側にとって、何が幸福なのかは確信できていません。観察し、想像しながら、介護される側もする側も笑える日々を送れればと願っています。

さい帯の幹細胞を使った薬、国内初治験…東大など今月から
今回の治験は、急性のGVHDの患者で、通常のステロイド治療で改善しない重症患者6〜12人が対象。妊婦の同意を得て、出産時に提供されたさい帯を使用する。さい帯に多く含まれる幹細胞には組織を修復する作用があり、培養して作った注射薬を投与して安全性などを確かめる。肝臓や腸などの炎症を抑える効果が期待できるという。治験の期間は2019年度末までの予定

一時保護に「躊躇なき対応」 面会、引き取り拒否も 児相権限を明確化 ガイドラインで都道府県に通知
厚労省は児相運営指針で、保護者の同意がなくても一時保護ができるという方針を掲げている。だが、目黒区の事件では、結愛ちゃんが以前住んでいた香川県の児相が2度も一時保護したにもかかわらず、最終的に一時保護を解除。転居先の目黒区を管轄する児相の担当者は結愛ちゃんに会うことすらできなかった。厚労省はこうした対応を深刻に受け止めている。

学校で何年生からセックスや避妊について教えるべき? 高校生の性交経験率は約3割、「きちんとした情報を知らないとリスク高い」
イベントには、NPO法人「ピルコン」の染矢明日香理事長も登壇。「性や避妊についてきちんとした情報を得ないまま性経験をしている子がいて、リスクが高い。それをそのまま放置していいのでしょうか」と話した。国際基督教大学の福田和子さんは、世界では一般的になっている「避妊インプラント」や「避妊注射」、さらには信頼できる情報や相談できる場所が日本にも必要だと話す。そうしたものが日本にはなぜないのかという意味で「#なんでないのプロジェクト」を主催している。

子どもは検査結果に反して障害児だった… 「新型出生前診断」開始5年、私がいま思うこと
自分が健常者として生きてきた道が、我が子に当てはまらないと知った時、親は、これまで培ってきたものとは全く違う価値観をゼロから作り上げることになります。障害の受容とは、長い年月をかけて子どもを育てていく過程で、親が築いてきた自身の価値観を一度リセットし、再構築していく作業だと感じています。

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読んでください

New! 「白衣の天使」が「カラフル天使」に

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
先日の定期診察で採血をしてくれた看護師は緑の衣服を着けていた。隣で採血していた看護師は真っ赤な服だった。 何か変な感じがして、思わず「もう白衣の天使ではないのですね。なんと呼んだらいいんでしょう?」とつぶやいたら、「 先日ある会合でカラフル天使と呼ばれました」という返事が返ってきた。「なるほど、そういえばそうですね」 と答えたものの、親しんできた看護婦さんから看護師さんに変わってまだ十分心の整理がつかないうちに、 白衣の天使がカラフル天使に変身する。長生きしているといろんなことに出会う。

福音のすすめ 〜 聖家族 〜

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
主の降誕の祭日のあとには、聖家族の祭日があります。聖家族というのは、いうまでもなくヨセフ、マリア、 イエスの家族のことです。家族の標準的な構成は、親子ということではないかと思います。ですので、 イエスが誕生したあとに、聖家族をお祝いする日があるのでしょう。ただ、 家族の標準的な構成を満たしていなくても家族です。片親世帯もそうでしょうし、お子さんがいらっしゃらないご夫婦の方 、死別や離別によってお一人になっていらっしゃる方、独身の方などの一人暮らしでも広い意味での家族です。今日は、 家族とは何だろうということをご一緒に考えていきたいと思います。

「四門出遊で見た病人」病気の苦しみ

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
五月は鯉のぼり、今の日本の風景だ。鯉のぼりは登竜門の故事「鯉の滝のぼり」に由来する。 霊山の竜門という滝を登った鯉が光輝く龍に変身して天に昇ったという。 端午の節句に鯉のぼりを揚げて子供の成長を願うようになったのは江戸時代からだ。元来は万葉集の額田王の歌「 茜草さす紫野行き標野行き」のように、端(最初)の午の日に菖蒲などの薬草を摘んで健康を願ったのだ。

是非すすめたい自然な家族計画(NFP)の教え

Notare, Theresa ノターレ・テレサ
「神父が壇上から自然な家族計画(NFP)についてもっと語ってほしい」との要望をよく耳にする。とても現実的である。クリスチャンの殆どは、夫と妻に家族計画の責任があると考えているが、なぜ教会が避妊を禁じるのか、そしてNFPについての理解度はかなり低い。クリスチャンが教会の主義・その理由を学ぶには神父の説教という形が最適と思われる。

胎児は人間です

Ishii, Yasuto イシイ・ヤスト
中絶をやめさせるには、胎児が人間であるということを、どうしても納得させる必要があります。他のこと、たとえば「かわいそう」とか「その後ずっと罪悪感になやまされますよ」など、いろいろ言ったところで、それは実行後に生じるものであって、実行前のものにはどうも説得力がないと、いつも感じています。そこで誰かそういうことを力強く証明してくれないものかと、いつもまっているのですが、なかなか実現しません。

悲しみのとき、癒しのとき

Burke, Theresa バーク・テレサ
モーラさんは、心に抱えた悲しみと罪の意識から逃れるように生きてきた。実際のところ、彼女は自分が生きるに値しないと考えていた。失ったものを悲しみ、子どもに名前をつけ、その痛みを現実のものとして受け入れることで、彼女は強さと希望を見出した。この過程を通じて、モーラさんは自分の罪を認め、その身に起こったことと向き合えるようになった。彼女は、自分の小さな天使にジョーイという名前をつけた。彼のいのちを認めることで、モーラさんは平穏と愛を手に入れ、ついには神と心を通わせることができた。

プロ・ライフ集会 2万人のカトリックの若者が首都ワシントンに集う予定

Editorial オピニオン
10代から20代のカトリックの若者たち2万人以上が、全米各地から首都ワシントンの最大のスポーツ・アリーナに集う。米国で妊娠中絶を合法化した1973年の最高裁判決Roe v. Wade(ロウ対ウェイド)の記念日に、毎年恒例のいのちの集会と青年ミサを開催するため。

心の目「○×視力表」

Irie Kazuhiro イリエ・カズヒロ
東井義雄先生の著書『喜びの種をまこう』の中に次のような子供たちの作文が掲載されていました。