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バイオエシックスニュース

謎の病気、突然変異が原因の可柏ォ…遺伝子検査で治療の糸口探る
この女性のように、わが子の発病は自分のせいだと苦しむ親にとっても、診断が救いになることがある。慶大教授の小崎健次郎さんは「診断がついた患者の大半は親の遺伝子には異常がなく、本人にだけ異常がある突然変異による発病だった」と話す。

ミトコンドリア注入の不妊治療、4人出産 国内初 大阪
日本産科婦人科学会の承認を得て、昨年2月から27〜46歳の21人に実施した。大半が体外受精をしても受精卵がうまく育たなかった女性という。うち6人が妊娠し、27〜36歳の4人が今年2〜6月に出産した。治療費は体外受精も含めて1人約200万円で、患者が負担した。

15歳未満男児の臓器提供へ=「病気の人助けて」
摘出は21日に行われる。心臓は大阪大医学部付属病院で10代女性に、二つの肺は京都大医学部付属病院の50代女性と岡山大病院の10代女性に、肝臓は京都府立医科大付属病院で40代女性に、膵臓(すいぞう)は名古屋第二赤十字病院で40代男性に、二つの腎臓は岐阜大医学部付属病院で50代と40代の男性2人に移植される。

不妊症(1)「1年以上妊娠しない」 様々な原因
不妊とは「妊娠を望む健康な男女が避妊をせずに夫婦生活をしているのに1年以上妊娠が成立しない状態」をいいます。原因が女性にある割合と男性にある割合はほぼ半々だといわれており、両方にある場合もあります。女性では、排卵、卵管、免疫、子宮などのいろいろな因子が関係しています。

不妊症(2)体外受精など生殖補助医療、40歳超で急増
ARTの成否は女性の年齢に大きく左右されます。当院のデータでは、1回の採卵で出産に至る確率は36歳までは50%以上ですが、37〜39歳で37%、40〜42歳では16%、43歳以上で4%と低下します。費用は全額自費で1回30万円を超えます。県や新潟市が窓口となり、42歳までを対象とした最大30万円の助成制度もあります。

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バイオエシックスの本

いのちの福音

人工妊娠中絶や安楽死など人間のいのちを軽んじる行為が合法化されようとしている現代社会の中で、神のかたどりである人間のいのちを尊重し、守り、愛することの大切さを、聖書や教会の伝統的な倫理観に基づいて訴えています。
[カトリック中央協議会出版部]

第二バチカン公会議公文書全集

キリスト教生活を信者のうちに日々豊かなものにし,変更可能な諸制度を現代の必要によりよく順応させ,キリストを信じるすべての人の一致に寄与することすぺてを促進し,また,すべての人を散会のふところに招き入れるために役立つ,すべてのことを強化しようと望む聖なる公会議は、典礼の刷新と促進について配慮することも特にその使命であると確信する。
[サン パウロ]

読んでください

New! 生命に特許はいらない!キャンペーンニュースレター

McCartin, Paul マッカーティン・ポ−ル
ニューヨーク・タイムズ紙が伝えたところによれば、米国およびカナダで栽培されているGM作物は、全体として見ると、 収量増にも化学農薬の使用量減にも結びついていない。

「遺伝子診断と差別」生まれる苦しみ

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
芥川竜之介作『河童』は昭和2年に書かれた。物語は痴呆症の主人公によって語られる。「けれどもお産をするとなると、 父親は電話でもかけるように母親の生殖器に口をつけ、お前はこの世界へ生まれて来るかどうか、 よく考えた上で返事をしろ、と大きな声で尋ねる・・・すると細君の腹の中の子は多少気兼ねでもしていると見え、 こう小声に返事をした。僕は生まれたくはありません。第一僕のお父さんの遺伝は・・・」。

新出生前診断〜中絶〜

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
先週の金曜日(11月22日付)の毎日新聞のトップページに、「新出生前診断『陽性』53人が中絶」 という記事が載っていました。

医師として僧侶として

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
私は寺で医療を行っている。それで全日本仏教会から推薦を受け、ローマ教皇庁医療国際会議に計4回招待された。 そこで仏教の立場を発表するとともに、他宗教の状況を知る機会を得た。この会議では、 毎回異なる重要な医療関連のテーマについて、 広い分野から30名くらいの専門家が講演を行う。実質的には医療に従事するカトリック宗教者の勉強会といえる。 ローマ教皇庁関連の医療機関は世界中に10万8千もある。会議は3日間で、 約80ヵ国から800人くらいが参加している。

福音のすすめ〜聖家族〜

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
主の降誕を祝った、次の1 2 月の主日は、聖家族の祭日となっています。今年の場合、主の降誕の二日後にあたる今日、お祝いすることになります。 ここで、聖家族とは何かということを、皆さん、おわかりかとは思いますが、復習のつもりで聴いてください。 聖家族と呼ばれるのは、イエスとその母マリア、そして養父のヨセフのことです。なぜ、聖家族と呼ばれるのかというと、 神の独り子であるキリスト・イエスが神から人間として派遣されてこの世に来たときの家族だからです。 もう一つ付け加えると、キリストは、神そのものであると同時に人間でもあります。つまり、 同時に神と人間の両方を持ちあわせているということです。ですから、 神を子どもとして与えられたヨセフ一家が聖家族と呼ばれるようになったのです。そして、この聖家族が、 わたしたちの家族のモデル、見本となります。そこで、今日は、家族について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

生命に特許はいらない!キャンペーンニュースレター

McCartin, Paul マッカーティン・ポ−ル
GM食品の摂取により、私たち自身のDNAも変化することが、科学的に証明されている。

荻野久作博士 (世界の荻野) 3

Suzuki, Atsushi スズキ・アツシ
排卵痛を訴える女性はそれほど多くない。おハナやドイツの女性に当てはまっても、すべての女性に当てはまるとはかぎらない。次回の月経が排卵時期を決定するという結論を出すにはまだ早かった。荻野の推論が正しいかどうかの検証が必要だった。

偉くなった私たち

Genyu Sokyu ゲンユウ ソウキュウ
昔から、子どもが生まれる直前の夫の様子は、サマにならないものと決まっていた。痛みも実感もないのに、 まもなく自分の境遇にとてつもない変化が起こる。これほど落ち着かない時間が男の人生に他にあるだろうか。

臓器提供は人間愛の行為

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
さる7月13日、参議院本会議において、臓器移植法改正案(いわゆるA 案)が可決され、成立した。これによって、わが国では脳死が一律に人の死とされ、また本人の意思が不明な場合は、 家族の書面による同意があれば、臓器移植が可能となり、15歳未満の臓器摘出と移植も容認されることになる。

OD-NoT とかいう団体

Honda, Jirou ホンダ・ジロウ
もしあなたが健康で若い女性だったとして以下のようなボランティアをやってみたいと思いますか?(架空のボランティアです)

「いのちの聖域」への生殖医療の介入新事情

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
旧ろう30日付の朝日新聞は、「卵子で遺伝子一括診断 数千種類の病気 精度9割以上」の見出しで新しい生殖医療を米 ・中の大学が開発したと報じた。結婚した夫婦だけに保留された“いのちの聖域”への医療技術の介入新事情である。

人の誕生をめぐる倫理(2002年)

Matsumoto,Nobuyoshi マツモト・ノブヨシ
キリスト教社会では、長い歴史を通して、人は、「結婚」した「一夫一婦」のカップルの「性的関係」 の結果生まれるのが当然で、他のケースは非倫理的なものとして捉えられて来ました。ところが、現在、 ある社会で認知されているものには、「結婚していない」女性から生まれたり、「一夫多妻」の環境の中で生まれたり、 人工的受胎(人工授精・体外受精等)に見られるように「性的関係なし」に生まれたりしているケースがあります。 これらのケースは、皆、非倫理的と断罪すべきことでしょうか。まず、この点に関して考えてみましょう。

誰それって誰のこと?

Irving, Dianne アーヴィング・ダイアンヌ
IVF夫婦は「すでに」親であるのだから、彼らには「すでに」二人の子どもを危害から守る道徳的、法律的義務があるのである。つまり、彼らには、どんなに魅力的な方策に聞こえようとも、検査の結果子どもを廃棄したり、立派な兄弟姉妹を産ませるために何人かを中絶したり、いかなる理由にせよ破壊的な実験のために凍らせたり寄付したりするようなことがあってはならないのである。よい結果を期待して悪を働いてはならない。

2種の異なった中絶薬: モーニング・アフター・ピル(MAP)とRU-486

Mosher, Steve モッシャー・スティーブ
何人かの人々は、RU-486を「中絶薬」と呼びますが、実際、2種の異なった中絶薬が現在アメリカで広範囲に普及しています。1つは、しばしば妊娠初期に、別の薬と組み合わせて中絶を引き起こすために使用される、RU-486(学名ミフェプリストン)です。 もう片方が、ブランド名Plan Bとして販売された、モーニング・アフター・ピル(MAP)でそれは、ただ標準の経口避妊薬ピルの多量バージョンです。両方が胎児を殺します。出生率の低い私たちの国で、子どもを皆殺しにしている2種の中絶薬があることを意味しています。そして、このすべてが時々、通常の低用量ピルが中絶薬にも作用する可能性があることから切り離して考えられています。

幹細胞に関する論争

Valko, Nancy ヴァルコ・ナンシー
胎児を実験の対象や道具として用いることは、人間の尊厳に対する犯罪である。胎児は、すでに生まれている子どもやその他の人間と同じように尊重される権利がある。」(ドノム・ヴィテp.31)[生命のはじまりに関する教書:人間の生命のはじまりに対する尊重と生殖過程の尊厳に関する現代のいくつかの疑問に答えて。

iPSから生殖細胞、是か非か

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
さる7月22日の朝日新聞の『耕論』欄に、「iPSから生殖細胞」と題して、「 あらゆる細胞や組織になりうるiPS細胞から、ヒトの生殖細胞(精子や卵子など)をつくる研究が始まっている」として 、3人の識者の意見を掲載していた。

生命倫理とは?

Shea, John B. シー・ジョン
倫理とは、善悪とは何か、そして道徳的義務と責任を扱う学問である。しかしながら、今「生命倫理」と呼ばれている学問が、従来の医療倫理およびカトリックの医療倫理とは全く異なるものであることを認識することが極めて重要である。2400年前にギリシャ人ヒポクラテスが創始した従来の医療倫理は、患者個人の生命と幸福を神聖なものとして、個々の患者に対する医師の義務を説いたものである。

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