研究論文 コラム 説教 カトリック公文書

バイオエシックスニュース

がん闘病中に不妊治療 経験者の女性2人、アプリ開発中
西部さんは不妊治療を経て、現在妊娠中。黒田さんは、体調が万全ではなく凍結卵をまだ体内に移植していないが、2人に共通していたのは「不妊治療についての無知」だった。

10歳未満の男児、脳死判定受け臓器提供へ 8例目
家族は「息子から生きる意味を学び、そして生きたいと思う意志を強く感じ、家族で話し合った結果、臓器提供を決断しました。思いやりのある優しい子で、勉強も運動も一番を目指す自慢の息子です。たくさんの方々に愛され、眩(まぶ)しい程キラキラしていた息子が、どこかで誰かの未来のために役立ち、共に生きていける事を私たちは、誇りに思います」とコメントを出した。

遺伝子組み換え食品、侮ヲ対象拡大へ 消費者庁が検討会
栽培や輸送でGM作物と非GM作物が混ざらないよう分別管理されていなければ、「不分別」と表示しなければならない。この場合、GM作物が含まれている可能性が高い。「組換え」と表示されていればGM作物だけを使用。一方、メーカーは非GM作物で分別管理されたことを確認すれば、「組換えでない」と任意で表示できる。

医療用ES細胞、作製へ 京大計画、厚労省委が検討
ES細胞は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)と同じように筋肉や神経など様々な組織に変化できる能力を持つ細胞。国内ではiPS細胞による研究が先行しているが、欧米ではES細胞を使って、目の難病や糖尿病などを治す臨床研究が進んでいる。今回の計画には、再生医療の選択肢を広げる狙いがある。

臓器提供推進へ…NPO法人「グリーンリボン推進協会」設立
大久保理事長は「大人も子どもも救える社会にするには大きな運動が必要。患者やドナーの遺族ら当事者の声を届け、臓器提供や移植医療の素晴らしさを伝え、理解や支援を広げたい」と話した。

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バイオエシックスの本

いのちの福音

人工妊娠中絶や安楽死など人間のいのちを軽んじる行為が合法化されようとしている現代社会の中で、神のかたどりである人間のいのちを尊重し、守り、愛することの大切さを、聖書や教会の伝統的な倫理観に基づいて訴えています。
[カトリック中央協議会出版部]

第二バチカン公会議公文書全集

キリスト教生活を信者のうちに日々豊かなものにし,変更可能な諸制度を現代の必要によりよく順応させ,キリストを信じるすべての人の一致に寄与することすぺてを促進し,また,すべての人を散会のふところに招き入れるために役立つ,すべてのことを強化しようと望む聖なる公会議は、典礼の刷新と促進について配慮することも特にその使命であると確信する。
[サン パウロ]

読んでください

「遺伝子診断と差別」生まれる苦しみ

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
芥川竜之介作『河童』は昭和2年に書かれた。物語は痴呆症の主人公によって語られる。「けれどもお産をするとなると、 父親は電話でもかけるように母親の生殖器に口をつけ、お前はこの世界へ生まれて来るかどうか、 よく考えた上で返事をしろ、と大きな声で尋ねる・・・すると細君の腹の中の子は多少気兼ねでもしていると見え、 こう小声に返事をした。僕は生まれたくはありません。第一僕のお父さんの遺伝は・・・」。

新出生前診断〜中絶〜

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
先週の金曜日(11月22日付)の毎日新聞のトップページに、「新出生前診断『陽性』53人が中絶」 という記事が載っていました。

医師として僧侶として

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
私は寺で医療を行っている。それで全日本仏教会から推薦を受け、ローマ教皇庁医療国際会議に計4回招待された。 そこで仏教の立場を発表するとともに、他宗教の状況を知る機会を得た。この会議では、 毎回異なる重要な医療関連のテーマについて、 広い分野から30名くらいの専門家が講演を行う。実質的には医療に従事するカトリック宗教者の勉強会といえる。 ローマ教皇庁関連の医療機関は世界中に10万8千もある。会議は3日間で、 約80ヵ国から800人くらいが参加している。

福音のすすめ〜聖家族〜

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
主の降誕を祝った、次の1 2 月の主日は、聖家族の祭日となっています。今年の場合、主の降誕の二日後にあたる今日、お祝いすることになります。 ここで、聖家族とは何かということを、皆さん、おわかりかとは思いますが、復習のつもりで聴いてください。 聖家族と呼ばれるのは、イエスとその母マリア、そして養父のヨセフのことです。なぜ、聖家族と呼ばれるのかというと、 神の独り子であるキリスト・イエスが神から人間として派遣されてこの世に来たときの家族だからです。 もう一つ付け加えると、キリストは、神そのものであると同時に人間でもあります。つまり、 同時に神と人間の両方を持ちあわせているということです。ですから、 神を子どもとして与えられたヨセフ一家が聖家族と呼ばれるようになったのです。そして、この聖家族が、 わたしたちの家族のモデル、見本となります。そこで、今日は、家族について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

生命に特許はいらない!キャンペーンニュースレター

McCartin, Paul マッカーティン・ポ−ル
GM食品の摂取により、私たち自身のDNAも変化することが、科学的に証明されている。

荻野久作博士 (世界の荻野) 3

Suzuki, Atsushi スズキ・アツシ
排卵痛を訴える女性はそれほど多くない。おハナやドイツの女性に当てはまっても、すべての女性に当てはまるとはかぎらない。次回の月経が排卵時期を決定するという結論を出すにはまだ早かった。荻野の推論が正しいかどうかの検証が必要だった。

偉くなった私たち

Genyu Sokyu ゲンユウ ソウキュウ
昔から、子どもが生まれる直前の夫の様子は、サマにならないものと決まっていた。痛みも実感もないのに、 まもなく自分の境遇にとてつもない変化が起こる。これほど落ち着かない時間が男の人生に他にあるだろうか。

臓器提供は人間愛の行為

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
さる7月13日、参議院本会議において、臓器移植法改正案(いわゆるA 案)が可決され、成立した。これによって、わが国では脳死が一律に人の死とされ、また本人の意思が不明な場合は、 家族の書面による同意があれば、臓器移植が可能となり、15歳未満の臓器摘出と移植も容認されることになる。

OD-NoT とかいう団体

Honda, Jirou ホンダ・ジロウ
もしあなたが健康で若い女性だったとして以下のようなボランティアをやってみたいと思いますか?(架空のボランティアです)

「いのちの聖域」への生殖医療の介入新事情

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
旧ろう30日付の朝日新聞は、「卵子で遺伝子一括診断 数千種類の病気 精度9割以上」の見出しで新しい生殖医療を米 ・中の大学が開発したと報じた。結婚した夫婦だけに保留された“いのちの聖域”への医療技術の介入新事情である。

人の誕生をめぐる倫理(2002年)

Matsumoto,Nobuyoshi マツモト・ノブヨシ
キリスト教社会では、長い歴史を通して、人は、「結婚」した「一夫一婦」のカップルの「性的関係」 の結果生まれるのが当然で、他のケースは非倫理的なものとして捉えられて来ました。ところが、現在、 ある社会で認知されているものには、「結婚していない」女性から生まれたり、「一夫多妻」の環境の中で生まれたり、 人工的受胎(人工授精・体外受精等)に見られるように「性的関係なし」に生まれたりしているケースがあります。 これらのケースは、皆、非倫理的と断罪すべきことでしょうか。まず、この点に関して考えてみましょう。

DARK法が可決された今、非GMO(遺伝子組み換え食品)に未来はあるのか?

Jeffrey Smith ジェフリー・スミス
こんにちは、責任ある科学技術研究所のジェフリー・スミス(Jeffrey Smith)です。今日は、先日可決された下院法案H.R.1599とGMO計画の将来について、 コメントしたいと思います。

生命倫理について(1)

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
「赤ちゃんポスト」や「代理母」などといったことが今世の中を騒がせています。そこで、今回より生命倫理について考えてみたいと思います。

ヒト胚も生きる権利をもつ人間です!

Iwashimizu, Reiko イワシミズ・レイコ
二十世紀後半から遺伝子操作や細胞融合など、生命科学(ライフサイエンス)の発展に伴って、生命をどこまで人為的に操作すべきか.あるいは個人の生命の尊重などの問題が、従来の生命観では対処できなくなってきた。このような生命の倫理上の問題を扱う専門分野が、バイオエシックスである。これはギリシャ語のバイオス(bios=生命)とエシケ(ethike=倫理)からきた造語と、国際化新時代の外来語辞典で知った。わが国において二00一年に施行されたクローン技術規制法」に基づく指針で、クローン胚作製は禁止されている。一方で再生医療への応用に繋がると期待されることから、作製解禁の是非が論議され、同調査会がまとめた中間報告が昨年末になされた。これに対して日本カトリック司教協議会より2004年、二月二十日、内閣府政策統括官(科学技術政策担当〉付、ライフサイエンスグループ「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」(中間報告書)に関する意見募集担当宛に出された意見書の一部分を、ここに掲載させていただく。

いのちは研究より大切

Heldrick, Mark ヘドリック・マーク
幹細胞とは、私達人間の初期の告ャ単位である。人間が持つ210もの異なる組織はすべて、これらの基本細胞から出来上がっている。この幹細胞は、例えば脳や心臓や皮膚といったどんな組織にもなる可柏ォがあるので、この細胞は人の臓器や身体の一部をゼロから「作り出せる」新しい時代への鍵になる、と科学者達は考えている。この新たに台頭してきた学問分野は、組織工学と呼ばれている。幹細胞は、出生後の人の身体にも、生まれる前の胚にもある。この細胞を使用するにあたって、次の2つの質問が重要になってくる。一、幹細胞を使った治療法は効果的なのか?二、胚性幹細胞の使用は倫理にかなっているのか?

体外受精:倫理的含意および代替案

O-Malley, Seam P. オオマルリ・シイム
科学や技術の力で開けてはならない扉が開けられたとき、パンドラの箱からは人類を脅かす4つの災いが吐き出される。我々人類は原子爆弾や細菌兵器を開発してきた。開発されたこれらの兵器は、新たに人類の歴史の一部として刻まれている。科学者たちは、危険が潜む扉をまた一つ開けてしまった。そして、彼らは人間の生命を製造し、それを実験の対象として利用しているのである。

幹細胞研究:その光と影

Irving, Dianne アーヴィング・ダイアンヌ
科学は現在目もくらむようなスピードで進化している。クローニング、遺伝子治療、ミラクルドラッグ、風変わりな療法などなど。そのなかでももっとも衝撃的な出来事は1998年11月に起こっている。2人の研究者がそれぞれヒト受精卵および中絶胎児からの幹細胞摘出に成功したのである。この幹細胞を活用できると、熱烈な期待が湧きあがっている。その一方、無垢で無防備なヒトがその過程で破壊されるのではないかとの懸念の声も聞こえてくる。

他の…