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安楽死ニュース

葬儀場から胎児の遺体63体 米デトロイト、違法行為まん延か
クレイグ氏によると、警察は今月19日、市内の「ペリー葬儀場」を捜索。現場で箱に入った胎児の遺体36体が見つかり、さらに27体が冷凍庫の中から発見された。

埼玉)蓮田市のエンディングノート 出前講座で職員助言
「全部書かなくていい、書きたいページから少しずつ。人間は気持ちも変わる。自由に書き換えていい」「家族や周囲に伝えて下さい。互いに気持ちを伝え合うことが大事。そのきっかけにしてほしい」

望ましい最期(6)読者の反響
昨年度の国の調査では、終末期に望む医療について、5割超が家族と話したことがないと答えた。患者本人の希望をかなえることは、残された家族の心の平穏にもつながる。身近な人と思いを伝え合うことが、望ましい最期への第一歩だと思う。

延命治療望まぬ「尊厳死宣言」、無料の電話相談
こうした取り組みは医療機関や「日本尊厳死協会」といった団体などでも行っており、「リビングウィル」とも呼ばれる。

70歳夫の首絞めた疑いで妻逮捕 「介護疲れた」
葺合署によると、吉田さんと和子容疑者は2人暮らし。吉田さんは約2年前に認知症を発症したほか糖尿病も患っていたという。和子容疑者は「先に楽にさせてあげようと思った」と話し「ベルトやストッキングで絞めた」と説明している。

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安楽死の本

いのちの福音

人工妊娠中絶や安楽死など人間のいのちを軽んじる行為が合法化されようとしている現代社会の中で、神のかたどりである人間のいのちを尊重し、守り、愛することの大切さを、聖書や教会の伝統的な倫理観に基づいて訴えています。
[カトリック中央協議会出版部]

読んでください

「四門出遊で見た病人」病気の苦しみ

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
五月は鯉のぼり、今の日本の風景だ。鯉のぼりは登竜門の故事「鯉の滝のぼり」に由来する。 霊山の竜門という滝を登った鯉が光輝く龍に変身して天に昇ったという。 端午の節句に鯉のぼりを揚げて子供の成長を願うようになったのは江戸時代からだ。元来は万葉集の額田王の歌「 茜草さす紫野行き標野行き」のように、端(最初)の午の日に菖蒲などの薬草を摘んで健康を願ったのだ。

教皇「すべての人の命は聖なるもの」

Vatican Radio broadcasts バチカン放送局
教皇フランシスコは、バチカンで2月5日行われた日曜正午の祈りの集いで、イタリアの「いのちの日」に言及。 すべての人の命を聖なるものとして強調された。

小池百合子都知事への手紙

Ebihara Hiromi エビハラ ヒロミ
この度は、女性活躍推進大賞を賜り、大変恐縮しております。 普段、自分が活躍できているかどうかなど、まったく意識したこともなく、ご推薦いただけることになった時点でも、私の活動がこんなに評価いただけるとは夢にも思っておりませんでした。ありがとうございます。 重度の、進行性の障害を生まれ持った私の使命は、華々しく活躍するパラリンピック選手や、個性的な芸術活動をおこなったり、起業したりする障害者のようにスポットライトを浴びて社会に広く知られるようなことのない、もっと重度の障害者の、社会における存在価値を、確立することだと思っています。

追悼の意を込めて

Ebihara Hiromi エビハラ ヒロミ
相模原での悲惨な事件。

犯人に対する怒りとか、 被害者に対する悲しみとか、 障害者だって一生懸命生きてるんだとか、 いらない命なんてないとか、 なんやかんやいろんな声が上がっています。

ホスピスケア

Oota Minoru オオタ ミノル
昨日は司祭たちの集会で、岡崎ホスピスケアの代表の二名の女性が講話をしてくださいました。

「痴呆症とお彼岸介護」老いる苦しみ

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
前回紹介した物語『河童』の主人公は痴呆症だった。痴呆症、それは高齢化が進んだ現代、年老いての主な苦しみの代表だ。四門出遊伝説によると、お釈迦様 は東の門から出ていって一人の老人に遇った。その老人は老衰のあらゆるさまをあらわし、脈絡はふくれ、歯はかけ、 皺だらけで、杖をついてよろめき、手足がふるえていた。当時は、まだ痴呆症は主要な老苦でなかったようだ。

目に見えないトレンド:状況が生命の質を決める

Novotny, Jerry (OMI) ノボトニー・ジェリー
死の文化となれば、法律は手段を選ばないだろう。法律では、胎児、末期患者、 高齢者などが使い捨ての物体として扱われている。そんな法律の下では、状況によって生命の質、 生きて愛情あるケアを受ける価値のある人、あるいはその価値がない人が決められる。最近では、ケーシー・ ケイスンの問題に関わる騒乱と混乱がある。裁判所は食事と水を与え、終末期のケアを行うことと「生命維持」 との違いについて国民に間違った考えを信じ込ませている。これでも控えめに言っているのだから、恐ろしいことである。

延命は必ず必要なのか?

Novotny, Jerry (OMI) ノボトニー・ジェリー
延命は必ず必要なのか?答えは、はっきり言うと「ノー」である。「蘇生禁止」命令が認められる時代が来るかもしれない 。手術をやめて人工呼吸器を取り外す、あるいは治療の中止が医学的に適切とされる時代が来るかもしれない。

ベルギーの安楽死法は悪魔の囁き?

Editorial オピニオン
ブリュッセルのベルギー議会(下院)で13日、18歳未満の未成年者への安楽死を認める法案が賛成86票、反対44票 、棄権12票で採択された。同国上院は昨年11月、既に採択済みだ。フィリップ国王の署名を受けてから成立する。

「命への奉仕者に」教皇とカトリック医師らとの出会い

Vatican Radio broadcasts バチカン放送局
堕胎によって生まれない子どもたち、病気や高齢の人々の顔には、イエス・キリストの顔が刻まれていると述べた教皇は、 命を大切にしない「切捨ての文化」への警告を発せられた。

教皇ベネディクト十六世の347回目の一般謁見演説

Documents,Official ドキュメント,公文書
ご存じのとおり、わたしは(拍手)――皆様の同情に感謝します―― 主が2005年4月19日にわたしにゆだねた奉仕職を辞任することを決断しました。わたしはこの決断を教会の善益のために完全な自由をもって行いました。それは長期にわたる祈りと、神のみ前での良心の糾明を経てのことでした。わたしはこの行為が重大なものであることをよく分かっていましたが、 必要な力をもってペトロの奉仕職を果たすことができないことも同じく自覚したからです。教会はキリストの教会です。だからキリストは教会がご自分の指導と配慮を欠くことを許しません。 わたしはこの確信に支えられ、照らされています。皆様がこれまで愛と祈 りをもってわたしに同伴してくださったことを感謝します。ありがとうございます。 この数日間はわたしにとって容易なものではありませんでしたが、わたしは ほとんどからだでも、祈りの力を感じました。この力は、教会への愛と、 皆様の祈りがわたしにもたらしてくれたものです。わたしのため、教会のため、次の教皇のために、引き続きお祈りください。主がわたしたちを導いてくださいます。

平和を実現する人々は幸いである

Documents,Official ドキュメント,公文書
4 共通善と平和を実現するための道は、何よりもまず、人間のいのちを尊重することです。ここで人間のいのちを、 受精から始まり、成長を経て、自然死に至るまでの、さまざまな次元を含めた意味で考えなければなりません。それゆえ、 真の意味で平和を実現する人は、あらゆる次元で――すなわち、個人的、共同体的、超越的な次元を含めた―― 人間のいのちを愛し、守り、推進する人です。完全ないのちは、平和の頂点です。平和を望む人は、 いのちへの危害や犯罪を容認することができません。 
人間のいのちの価値を十分に重んじず、その結果、たとえば人工妊娠中絶の自由化を支持する人は、このことを通して、 偽りの平和を追求することになることに気づかないかもしれません。人間の人格をおとしめることになる責任回避や、 さらには無防備で罪のない存在を殺害することは、決して幸福も平和ももたらしえません。実際、 出生前の生命をはじめとするもっとも弱い者の生存権を守らずに、平和や、諸民族の完全な発展や、 環境保護を実現することをどうして考えられるでしょうか。いのち、それもとくに初期のいのちを侵害することは、 発展と平和と環境に対して修復不能な損害を与えます。欺瞞的なしかたで、 偽りの権利ないし自由を法制化することも不正です。矮小化された、相対主義的な人間観と、 あいまいな表現の巧妙な使用に基づいて、人工妊娠中絶や安楽死を行う権利の主張を推進しようとするこのような法制化は 、根本的な生存権を脅かすからです。

目覚め:昏睡患者が回復することもある

Valko, Nancy ヴァルコ・ナンシー
多くの昏睡患者を診ているロングアイランドの神経外科医のミハイ・ディマンセスク医師は、たとえ何週間も昏睡状態が続いても、脳に何らかの損傷を受けた人々が回復する可能性が実際にあるという認識が高まっていることに注目しています。たくさんの病院、とくに大学病院や地域の大病院は、治療の最初の段階において積極的に取り組んでいます。

障害の重荷をともに担える日をめざして

Documents,Official ドキュメント,公文書
日本カトリック司教団は、一九八〇年十二月八日に、国連の「国際障害者年」を迎えるにあたってアピールを出しました。その中で、障害のない人中心の社会は正常ではないという国連の考えに賛成し、これを強調しました。今回、わたしたちは、障害のある人を中心にした視点に立って、人間の生きる意味をあらためて考え、教会や社会のあり方をよりよいものにすることを願って、この文書をまとめました。さまざまな障害のある人々とともに、さまざまな障害のある人々に真剣にそして誠実にかかわろうとする努力が、日本の社会の善意あるすべての人の良心にこだましていくならば、これに勝る喜びはありません。

心身障者安楽死事件(昭和42年)

Suzuki, Atsushi スズキ・アツシ
昭和42年8月2日、生まれてから27年間寝たきりの重症心身障者である息子を医師である父親が思いあまってエーテルをかがして絞殺する事件が起きた。東京都千代田区に住む開業医・森川宗男は結婚してすぐに子どもが生まれたが、息子の達夫さんは脳水腫症で手足を動かすことができず精神薄弱で寝たきりの状態であった。母親は下の世話から食事の世話まで27年間つきっきりの介護を行い、自分の時間のない生活を送っていた。

非常に危険な事態の進行

Valko, Nancy ヴァルコ・ナンシー
私たちは、身体障害者になるより死んだほうがましだとか、人の助けが必要な人々は自分にとっても他人にとっても重荷になるとかいう考え方が広まりつつあるのを阻止する必要があります。真の尊厳は私たち全員において固有のものであり、それは他人に依存していることによって失われるものではありません。つまり、私たちは何よりもまず、よきサマリア人の理想を取り戻す必要があるのです。

安楽死に対するイギリスの動向

Mosher, Steve モッシャー・スティーブ
オランダでは、病気に苦しむ高齢者と身体に障害のある新生児が、彼らの両親や近親者の同意無くして日常的に死に至らしめられていることが公知の事実となっている。ヨーロッパの他の国々もオランダの場合と大差なく、アメリカに一番似ているイギリスの最近の動向も、先進国における安楽死の今後を暗示するものになっている。

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